バリアフリー床版
バリアフリー床版
既設側溝などの暗渠化に用いる集水機能付きのバリアフリー対応プレキャスト床版です。
特長
ブロック塀の倒壊懸念のある現場などにおいても、既設側溝を入替える事なく排水機能を活かしたまま、バリアフリーに対応した暗渠化工事にご使用頂けます。工期短縮も図れ、またコンクリート廃材も減らせます。
規格・認定
埼玉県 新製品・新技術紹介制度:H22-1087
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施工事例
通学路改良工事(市道60012号線)
- 場所:
- 埼玉県越谷市新明町3丁目地内
- 時期:
- 2022年2月
- 発注:
- 越谷市役所 道路建設課
- 製品:
- 歩車道境界ブロックRC床版
- 詳細:
- 【標準部】1650×2000×t110 840kg /本
【点検口付】1650×2000×t110(開口部500×600) 750kg/本
①既存水路に床版をかけ、歩道を増設したいという依頼を受ける。小学生の通学路が車の抜け道になっており、非常に危険なため、安全に配慮した使用を希望。
②車道幅員確保のため、旧L形街渠Ⅰ型用の歩車道境界ブロック(L=1990、目地には目地フォームを使用)を床版にドッキングする仕様とし、集水スリットはバリアフリー床版のスリットを応用、滑り止め効果と美観に配慮したアート模様という仕様を提案。荷重はT-4。採用となる。
③施工延長は50m。本工区では【標準部】のほかに、下部の水路を点検するためにグレーチングを設けた【点検口付】を使用。歩車道境界ブロックの標準と水抜きは交互に使用。共通仕様として、床版に歩車道境界ブロックをドッキング、集水スリットL=500とした。
④施工後の外観は非常に良好で、発注者からの評価も高く、他の通学路での採用も検討したいとのお言葉を頂く。
県単道路橋梁維持(歩道リメイク)工事 原洗馬(停)線
- 場所:
- 長野県塩尻市広丘
- 時期:
- 2017年
- 発注:
- 松本建設事務所
- 製品:
- バリアフリー床版
- 詳細:
- B1300×t180×L2000
780㎏/枚
①歩車道境界ブロックが無かった既存現場打水路の上部を取り除き、バリアフリー床板を設置しました。
②マウンドアップ歩道からフラット歩道に変わったことでバリアフリーとなりました。
③床板上部に歩車道境界ブロックを設置できるようにし、歩行者の安全を確保することが出来ました。